みかんは日本人にとって馴染み深い果物で、冬の定番です。しかし、みかんにはたくさんの種類があり、産地や収穫時期によって味や特徴が異なります。そこで今回は、この冬におすすめなみかんの種類を、糖度(数字が大きいほど甘い)も含めて紹介します。
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①紅まどんな
- 旬:11月下旬~12月下旬
- 糖度:12度~13度
- 重さ:200g~300g
- 主産地:愛媛県
紅まどんなはお歳暮やお中元などで贈られることが多い、高級な部類のみかんです。みずみずしくて口の中でゼリーのようにとろけるのが特徴的で、他のみかんと比べて皮が薄いため手では剥きにくく、包丁でカットするのがおすすめです。味は酸味がほとんどなく、口の中には甘さだけが広がります。その甘さは非常に上品で、一度に何個も食べてしまいたくなるほど美味しいと評判の品種です。
②青島温州
- 旬:12月~3月
- 糖度:9.5度~12.0度
- 重さ:102g~166g
- 主産地:静岡県
温州みかんの中で代表的な存在の青島温州は、静岡県内で一番多く栽培されている品種です。静岡県が平成30年に全国のみかん収穫量で2位になったのは、この青島温州のおかげとも言えます。青島温州は収穫後に1~2週間ほど貯蔵し、より甘さを引き出してまろやかな味に仕上げます。青島温州は糖度が高めで甘味と酸味のバランスがよく、味にコクがあるのが特徴的です。また、皮が厚いため、冷凍みかんにも向いています。
③肥のあけぼの
- 旬:10月中旬~11月中旬
- 糖度:10度~11度
- 重さ:100g~110g
- 主産地:熊本県
肥のあけぼのは、主産地である熊本で、肥料や土壌を何度も改良し出来上がった品種です。肥のあけぼのは極早生の一つで、10月中旬から収穫され始めて冬が始まる前に出回るみかんの中では、随一の甘味を誇ります。また、果実を包んでいるじょうのう膜が薄いので皮のままでも食べやすく、食べると口の中に甘味が広がると同時に適度な酸味も広がります。
④清見
- 旬:11月~1月
- 糖度:11度~12度
- 重さ:150g~250g
- 主産地:愛媛県、和歌山県
清見は、みかんとオレンジの交配種で、大きくて鮮やかなオレンジ色が特徴的です。清見は果汁が多く、甘味と酸味のバランスがよいので、そのまま食べるのはもちろん、ジュースやマーマレードにもおすすめです。清見は皮が厚く、剥くのが少し手間ですが、その分保存性が高いので長く楽しめます。
⑤デコポン
- 旬:1月~3月
- 糖度:13度
- 重さ:200g~300g
- 主産地:愛媛県、熊本県
デコポンは、ポンカンと清見の交配種で、頭にでこぼことした突起があるのが特徴的です。デコポンは糖度が高く、酸味がほとんどないので、甘いみかんが好きな人におすすめです。デコポンは果肉がふっくらとしていて、果汁がたっぷりと詰まっています。デコポンは皮が薄く、剥きやすいので食べやすいです。
まとめ
今回は、この冬におすすめなみかんの種類を、種類ごとの糖度も含めて紹介しました。みかんは品種や産地によって味や特徴が異なりますが、どれも美味しくて栄養豊富です。冬の寒さに負けないように、みかんを食べてビタミンCを補給しましょう。みかんの種類によっては、旬の時期が短いものもありますので、見かけたらぜひお試しください。🍊
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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